クチコミ返信の文字数は、何字が正解か
返信は長いほうが丁寧に見える、という感覚があります。実際には、長さと誠実さは比例しません。
長い返信が損をする理由
低評価への返信が長くなるとき、増えているのは多くの場合この3つです。
1. 謝罪の言い換え
2. 状況の説明(=言い訳)
3. 定型的な締めの文
このうち読み手が知りたいのは、実は1つもありません。読み手が知りたいのは「何が起きたのか」と「今は直っているのか」の2点だけです。
長い返信は、その2点が他の要素に埋もれている状態です。だから読み飛ばされます。
目安になる帯
厳密な正解はありませんが、実務上の目安は次のようになります。
- 80〜150字 ─ 読まれる。要点が2つまでなら十分収まる
- 150〜250字 ─ 指摘が複数ある場合の上限。それぞれに1文ずつ充てる
- 250字以上 ─ 高評価への返信でない限り、たいてい何かが余計
高評価への返信は例外で、長くても読まれます。褒められた内容を反復し、次回の話につなげると自然に伸びるからです。
短くするための手順
長い下書きを削るときは、次の順で見ます。
1. 2回目以降の謝罪を消す
「重ねてお詫び申し上げます」「誠に申し訳ございませんでした」が2つ目にあれば、そのまま削れます。意味が減りません。
2. 状況説明を消す
「当日は混雑しており」「スタッフの人数が」といった説明は、読み手には言い訳に見えます。原因を書くなら、状況ではなく仕組みの問題として書きます。
3. 中身のない締めを消す
「今後もより一層のサービス向上に努めてまいります」は削ります。代わりに、実際に変えたことを1つだけ書きます。
この3つを削ると、たいてい半分になります。そして半分になった文章のほうが、読み手には具体的に映ります。
逆に、短すぎる場合
一方で、40字を切ると別の問題が出ます。
申し訳ございませんでした。改善いたします。
これは短いというより、何も答えていません。指摘された内容に一度も触れていないため、テンプレの一種として読まれます。
最低ラインは「指摘された内容に1回触れる」ことです。 それさえあれば、短くても機能します。
まとめ
- 80〜150字が読まれる帯。指摘が複数なら250字まで
- 長くなる原因は、謝罪の言い換え・状況説明・中身のない締め
- 削る順番は、2回目の謝罪 → 状況説明 → 締めの定型文
- ただし、指摘された内容に1回も触れない返信は短すぎる
謝罪を重ねずに書くための4手順、入れてはいけない5つの語、業種別の言い換え。印刷してバックヤードに貼れます。
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